板橋区立美術館ボローニャ国際絵本原画展関連イベント『絵本さんぽ』の一環でgallryTSDで行った、さわる絵本づくりラボの合同展示会『Tocco Tocco』を開催しました。視覚での情報が伝えられない、しかも絵本の世界のワクワク、ドキドキ、ときめきという体感が形や言葉での情報だけではなく伝えられるにはどうしたらいいかという難問に向き合うこのチームは、今回12人の参加者でしたが実は30人以上いらっしゃるとのこと。その熱気が、毎日このTSDに溢れかえっていました。 今回の出店内容は、研究途上のもの、参加者もデザイナーから大学の先生から、様々なメンバーでそれぞれに思いや価値観があるという仲間によるもの。 この機会を経て皆さんがこれからどのように展開していくのか、きっと良き体験委なったのではないかと思います。 私たちも、福祉というフィールドで、視覚に障害のある方たちの世界がさらにつながって、大変いい機会になりました。『触る絵本』から社会に発信する様々な気づきを多くの方たちに届けられるように、皆さんの今後のご活躍をお祈りいたします！